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作新学院大学・作新学院大学短期大学部様

シュレッダーの待ち時間をゼロに。コスト削減と環境貢献を両立

作新学院大学・作新学院大学短期大学部様は栃木県宇都宮市にキャンパスを構え、地域社会と深く結びつき、独自の教育方針で歩みを進めています。
同大学では、学内の業務効率化とSDGs推進の一環として「機密文書処理ボックス」および「再生紙100%トイレットペーパー」による資源の循環システムを導入して頂きました。

「時代の変化にきちんと対応し、自らを常に新しくできる人材を育てること」

まずは、貴学の教育方針や特色についてお聞かせください。

高久様:

本学では、「作新民」を建学の精神として「時代の変化にきちんと対応し、自らを常に新しくできる人材を育てること」を教育目標に掲げ、「日々に自らを新しく」を合言葉に、学生が若さと活力を発揮して明るく学ぶ大学づくりを目指しています。また、栃木県はプロスポーツが非常に盛んな地域でもあります。
本学においても、「プロスポーツ振興で栃木モデル構築に関する研究会」等の活動を推進しており、地域特性を活かしながら「スポーツの大学」としての側面をより一層強く発信していきたいと考えています。
他にも、産学官金連携を通じた地域活性化の支援、県民の皆様を対象とした公開講座の実施など、教育機関の枠を超えて地域に開かれた大学づくりを目指しています。

外観
話を伺う作新学院大学様

「見えにくい時間的・人的コスト」が蓄積していました

「機密文書処理ボックス」を導入される前は、学内でどのような課題を抱えていらっしゃいましたか?

高久様:

大学という性質上、学生の個人情報や試験関連資料、会議書類など、毎日非常に多くの機密文書が発生します。
これまでは、それらを処理するために各部署や教員の研究室などに計10台ほどのシュレッダーを設置して対応していました。
しかし、これが教職員にとって大きな負担になっていました。
個人情報を扱う職員や教員は、日々5~10分程度、シュレッダーの前で文書を裁断する時間を取られており、本来業務とは直接関係のない作業に時間を費やしている状況でした。
また、シュレッダーは刃の劣化や紙詰まりが頻発し、定期的なメンテナンスや買替えも必要となるなどコスト面でも負担がかかっていました。
その結果学内全体として「見えにくい時間的・人的コスト」が蓄積していることが課題となっていました。

作業負担軽減と経費削減の両立が可能に

導入の決め手は何だったのでしょうか?

高久様:

一番は、やはり教職員の「シュレッダーにかける手間をなくせる」という負担軽減です。
投入口から書類を入れるだけで、鍵のかかったボックス内に安全に保管されるため、情報漏洩のリスクも同時に軽減できます。
また、コスト面でのメリットも大きかったです。これまでシュレッダーごみの処分費用、メンテナンス費用を、今回の機密文書処理ボックスの設置費用と、リサイクルされたトイレットペーパーの購入費用に充てることにしました。
結果として、これまでかかっていたトータルコストよりも安くなり、経費削減にもつながっています。
ただ捨てるだけでなく、本学から排出された古紙がリサイクルされトイレットペーパーとして再び戻ってくるという「資源の循環型システム」に共感したことも導入を後押しする大きなポイントでした。

回収ボックス
回収ボックス

学内全体として高く評価されています

実際に導入されてみて、学内の反応はいかがですか?

高久様:

教職員からは「シュレッダーをかける手間がなくなり助かっている」「鍵付きで管理されているため安心して利用できる」と非常に好評です。
現在は、事務局内の動線を考慮した場所や、教員研究室が並ぶ各階の廊下の中央付近など、誰もが利用しやすい場所にボックスを配置しています。
利便性の向上に加え、コスト削減も実現できている点は大きなメリットです。
あわせてトイレットペーパーについても品質に問題なく、経費の削減にもつながっており、学内全体として高く評価されています。

省エネルギー化にも積極的に取り組んでいます

鶴見製紙との取り組み以外にも、SDGsの取り組みはされていますか?

高久様:

まず、キャンパス全体で省エネルギー化を進めており、学内の照明設備を順次LEDへ交換するとともに、空調設備についてもより高効率な機器へ計画的に切り替えています。
また、特徴的な取り組みとして「無電源自動ドア」を導入しています。これは電気を使わず、人が踏む重みだけで自動開閉する仕組みで、省エネルギーに寄与する設備です。電力消費の削減に加え、停電などの有事の際でも自動で開閉できるため、閉じ込められる心配がないという防災面での大きな利点があります。
その他、年に2回、不要となったOA機器や、パソコン、金属類、古紙などの資源物を学内で一斉回収し、専門業者を通じてリサイクルするといった取り組みも継続的に実施しています。

学生にとって環境問題を身近に捉えるきっかけに

最後に、今後の展望や目標をお聞かせください。

高久様:

今後は、こうした本学のSDGs活動や環境への取り組みについて、学生に対してもっと積極的に周知していきたいと考えています。
自分たちが毎日使用しているトイレットペーパーが、リサイクルされたものであると知ることは、学生にとって環境問題を身近に捉えるきっかけとなるはずです。
こうした“気づき”を大切にしながら、学生一人ひとりの意識向上を図るとともに、これからも地域社会や環境に配慮した取り組みを進め、より良い教育環境を構築していきたいですね。

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